日本人に生まれながら漫画やゲームを楽しまないのはアメリカ人に生まれながらハリウッド映画を楽しまなかったりスペイン人に生まれながら闘牛を楽しまないのと同じだと思うブログ。

週刊少年ジャンプ2010年26号の感想と予想 | main | 週刊少年ジャンプ2010年25号の感想と予想の続き
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改訂・シャンクスが腕を食われた件について
いつか言ったとおり、
シャンクスが腕を食われた件について大幅改訂。
改訂前の記事はこちらへ


ちなみにONE PIECE WEBで第1話を無料で読めるので、
単行本を持ってない方は
今回問題にするシーンを見ながら読んでいただけるといいかもしれません。

四皇・シャンクスが近海の主に腕を食われたことについては、
疑問を抱いたり違和感を覚えたりする気持ちはよくわかる。

けど、じゃあ矛盾しているかといわれればそんなことはない。
四皇であってもあのシーンでは腕を犠牲にせざるをえなかった、
というのは十分に説明がつく。



図1は1話にて近海の主がルフィに襲い掛かる直前の状況を描いたコマの
各自の位置関係を大まかに示したもの。
このシーンの直後にルフィはシャンクスによって救出されるので、
描かれてはいなかったもののシャンクスもルフィや主のすぐ近くにいたはず。

スライド1
                   ↑図1


で、シャンクスは図1の時点では具体的にどのあたりにいたのか。
それを説明するために図1でシャンクスがいたかもしれない位置に番号をふったのが図2。

スライド2
                   ↑図2


と、8つも番号振っておいてなんだけど、
4~8番はありえないと思う。
まず5~7番はルフィまでの距離が遠すぎる上に、
シャンクスと主の進行方向が同じになる。
シャンクスがどんだけ強かろうが魚より速く泳げるわけではないのだから、
シャンクスと主が同じ方向に向かって泳いだら
絶対に主の方が先に目標に達することになる。
したがって、ルフィが食われるよりも早くルフィのところまで移動して庇う、
なんてことが間に合うはずがない。

4、8番も恐らく違う。
このどっちかにいたのなら、シャンクスはまず
主をぶっ飛ばしてからルフィを救出しようとするはず。
シャンクスから見てルフィよりも主の方が近くにいるのだから。

よく
「シャンクスは先に近海の主を倒せばよかったのに」
という意見を見かけるけれど、
「だから矛盾している」ではなく、
「だからシャンクスはそれができない位置にいた」と考えるべきだと思うのですよ。

で、「それができない位置」とは1~3のどれか。
なぜできないのかの説明は後程。

ここで、図1のシーン、つまり主がルフィに襲いかかろうとしているコマでは、
漫画を読んでいる読者の"視点"は下の図3に示す位置にあった。

スライド3
                   ↑図3


1、2番では読者の視界に入ってしまう恐れがある。
前述の通りこのコマではシャンクスの姿は描かれていないので
読者に見えるところにいたはずがない。
そしてルフィ救出後のシャンクスは図2でいうところの3番の位置にいる。
ということを総合して考えると、
恐らくシャンクスは3番の位置に、
つまりルフィの左後方のどこかにいたのであろう。


そして、ルフィ、主、シャンクス、読者の視点、
これらすべてひっくるめた位置関係は下の図4のとおり。

スライド4
                   ↑図4


シャンクスは、このシーンではコマ内に描かれていないため、
読者の視界に入らないギリギリのところまでしか近づいていなかったことになる。
図にはシャンクスと一緒にその手の届く範囲も描いておいたが、
シャンクスはこの位置からなら手を伸ばせばルフィを掴むことはできる。
しかしどうがんばっても主を殴ることはできない。
1~3番だと主を先に倒すことはできない、ってのはこういうこと。

ルフィを助けるより先に主を倒さなかったことについて、
シャンクスが強いか弱いかは関係ない。
「ルフィの背後にいた」という位置関係上、
それができるのは「遠距離攻撃ができるやつ」しかいないのだ。

シャンクスはいくら強くても、
別に並外れたリーチや飛び道具を持っているわけではないのだし、
主に攻撃が当たる位置まで近づいてから殴る、なんて事をする時間的余裕もない。
このシーンでは主はすでに大口をあけてルフィの目の前まで迫っているのだから。

シャンクスは剣を持っているので
剣を使えば主まで攻撃が届いたかもしれないが、
しかし剣を持ったままでは泳ぐスピードは間違いなく低下する。
シャンクスが何も手に持たずに全力で泳いでも
タイミングとしてはギリギリだったのに、
剣を持ったまま泳いだり、ルフィの傍まで泳いでから剣を抜いたりするのでは
間違いなく間に合わない。

つまり、繰り返しになるが、
シャンクスがどれだけ強いかとかはほぼ関係ない。
図4のような状況になってしまった時点で、
シャンクスは
「食われる・溺死するより早くルフィを救出する」
ことしかできなかった。
主に対して攻撃できる位置にいなかったのだから。
どんだけ強かろうが、悪魔の実以外で遠距離攻撃ができるやつでなければ
あの場を無傷で切り抜けるなんてことはできなかった。


しかし、覇気(シャンクスが主を追い返したアレをここでは覇気と仮定)を使えば
遠距離攻撃できたじゃないか、というのはその通り。
だけど、それが矛盾になるのは「シャンクスが全力で泳ぎながら覇気を放てる」場合のみ。

なぜならシャンクスが覇気で主を追い返すには数秒ほど時間がかかる。
もし覇気を放つために泳ぎを中断しなければならないのだったら、
その数秒の間にルフィが溺死してしまうかもしれない。
主を追い払えてもルフィが溺れてしまったら何の意味もないのだ。

よって泳ぎながら覇気を放てなかったのなら、
シャンクスが覇気を使わなかったとしても不思議はない。
「近海の主」と「溺死」という2つの脅威に襲われているルフィに対して、
・覇気で主を退散させる:主からは守れるが溺死はどうにもできない。
・ルフィを庇う    :主からも溺死からも守れる。
なのだから、
友達を何よりも大事にするシャンクスが下の方法を選ぶのはいわば当然。

また、覇気を放出して相手を気絶させるというのは、
白ひげの船でシャンクスがやったものをのぞけば
全部静止した状態で行われている。
そのシャンクスの例にしても「歩きながら」だし、
いまだ「全力で動きながら覇気を放ったキャラ」はいない。

よって全力で泳ぎながら覇気を使えなかったというのはありえると思うし、
今後、全力で泳ぎながら覇気を放出するなんて展開がない限りは
矛盾していたのかどうかわからない。
そもそも、10年前のシャンクスが自在に覇気をコントロールできていたのかも不明。

なので覇気に関して言えば、
このシーンが矛盾していたかどうかを判断するにはまだ情報が足りない。



結局、無傷でルフィを救うことができる奴というのは
「一瞬・一撃で近海の主を退散させられる遠距離攻撃ができる非能力者」
しかいない。
強いとか弱いとか、四皇であるとかないとかは関係ない。
遠距離攻撃ができるならたいして強くない奴でも
近海の主を退散させてから安全にルフィを救うことができるが、
遠距離攻撃ができないのならどんなに強い奴でも
「ルフィを庇う」以外にとれる手段はない。

と、思うわけで。
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テーマ:ONEPIECE - ジャンル:アニメ・コミック

| ONE PIECE考察 | 12:00 | トラックバック:0コメント:6
コメント
おお、ものすごい理論的、たしかに!!

他にもルフィを助ける方法はあったかもしれないが、
自分の腕を1本くれてやるのが最も確実かつ安全に
助けられるから迷わずそれを実行したとも考えられますが!

本当のところは作者にしかわかりませんが!
2010.05.30 Sun 21:08 | URL | ロハン
Re: タイトルなし
ロハンさん
コメントありがとうございますm(_ _)m


> おお、ものすごい理論的、たしかに!!
>
> 他にもルフィを助ける方法はあったかもしれないが、
> 自分の腕を1本くれてやるのが最も確実かつ安全に
> 助けられるから迷わずそれを実行したとも考えられますが!
>
> 本当のところは作者にしかわかりませんが!

あのときは冷静に考えてる暇もなかったでしょうからね。
どんだけ強くてもあのシーンで腕を持ってかれるのは
普通にありうると思います。

あとまあ、メタ的なことを言ってしまえば
ページ数の都合ですかね。

2010.05.31 Mon 23:52 | URL | psychobind
信者とアンチが争ってるのは設定の後付けに関してなので、どれだけ論理的に”後付け”を頑張っても意味ないけどね。
2012.06.24 Sun 14:59 | URL |
トンデモ理論すぎてワロタ
2012.06.25 Mon 05:03 | URL |
そんな一瞬で溺死しねぇよ…
2012.06.25 Mon 08:33 | URL |
トンデモクソワロタwwwwwwwwwww
いまや四皇の彼が27歳時点で覇気も使えないんすかww
仮に覇気使えなくても刀ブッ刺したらいいじゃねーかwww
クソ尾田はこの傷跡ちゃんと補修しろよ早く
2012.07.17 Tue 16:46 | URL |
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