日本人に生まれながら漫画やゲームを楽しまないのはアメリカ人に生まれながらハリウッド映画を楽しまなかったりスペイン人に生まれながら闘牛を楽しまないのと同じだと思うブログ。

ジャンプSQ19夏号の感想の前編 | main | 週刊少年ジャンプ2010年36・37合併号の感想と予想の後半
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超好意的BLEACH論まとめ
単に4月から今までのジャンプ感想の中で書いてた
超好意的BLEACH論を1つにまとめただけでございます。

特に加筆も修正もないよ。


しかし改めて、自分はギンというか神殺鎗が大好きなんだなあ。

○超好意的「崩玉の真実をぺらぺら喋る」論
一見すると、藍染は喋る必要のない事柄を
一心にぺらぺらと暴露してしまっているように思えますし、
一心も話を聞くことに夢中でさっぱり攻撃する気がないように見えます。

ですが、これもまた藍染様の練りに練られた策略なのです。

まず、崩玉のことを喋ってしまったのは、
自分の体が完全に変化するまでの時間稼ぎでしょう。
変化途中の現在では、藍染の動きはむしろ悪くなっているらしいので、
完全に変化し終わるまでの時間を稼ぐために
崩玉の話をして一心の注意を引こうと思ったのでしょう。

一方で一心が藍染に手を出さなかったのは、
「今、藍染を殺せば崩玉の真実は永遠にわからなくなる」
と考えてしまったがためでしょう。
現状、崩玉の真実を知っているのは藍染ただ1人。
藍染を殺してしまえば
その真実にたどり着く手段が一切失われてしまうのではないか、と。

もちろん、冷静に考えれば
「藍染を殺した後で崩玉を奪い、浦原に再び研究させて真実を洗い出す」
といった方法がベストであることはすぐにわかります。
しかし一心は「今まで自分が真実だと思っていたことを覆す事実」
を聞かされている真っ最中。
このような状況下では脳は自然と
「聞かされた話の理解・真偽の判定」に傾倒してしまい、
上記のような考えに至らなかったのだと思われます。

また、一心の脳が上記のような状態にあると言うことはつまり、
「藍染にもっと崩玉のことを喋らせたがっている」と言うこともできるわけでして。
これらの理由が重なって一心は「攻撃」よりも「静聴」を選択してしまい、
そして藍染は「崩玉の真実をばらす」という悪手とも思える行為によって、
見事に一心の動きを止め、自らの変化に要する時間を稼いだというわけです。


○超好意的 「一心」論
今週は普通に浦原さんと一緒に2対1で戦っていた一心さん。
なら先週からそうしろよとの声もごもっともですが、
しかしながら一心さんが浦原さんの作戦を最初から知っていたとしたらどうでしょう。

浦原作戦は「わざと自分を攻撃させて両手首を封印する」というもの。
であれば、2対1で戦ってしまうと、
単純な話、藍染様が浦原さんの方を攻撃する確率が半分になってしまうので、
より「浦原さんが攻撃されやすくするため」に
一心さんは参戦しなかったということでしょう。

今週の一心さん&浦原さん&夜一さんとのコンビネーションを見れば、
この3人は最初っから作戦を共有していたとしてなんら不思議はないですし。


○超好意的 「見物」論
一護の棒立ち見物は作中で咎められているので
ツッコミ所には値しないでしょう。

そんな一護にギンが攻撃しないのは、これまで何度も述べてきましたように、
ギンは独断で一護を殺すことはできないからです。

今週の「藍染サンにやらせるわけにはいかん」
の台詞から推測できますが、
藍染の目的は成長させた一護を殺すこと、にあるようです。
よってギンが勝手に藍染の獲物を横取りするわけにはいかなかった。
しかし一護がへたれた事を言ったため、
今週でようやく殺す気になったというわけです。
(まだ本心かどうかわかりませんが)

だから今週まで舞踏なんて技も使わなかったし、
後ろをとってもその隙に斬り殺したりはしなかったのです。

ギンは一護を殺す気あるのかよ、という感想をよく見かけます。
が、実際ないんですよ。殺す気。
少なくとも先週までは。


○超好意的 「藍染とかギンとか」論
最近、超好意的感想をやりすぎたせいか
BLEACHに情が移ってきました。
今ならナッパの攻撃から悟飯をかばったピッコロさんの気持ちが分かる気がする。

そんなことはともかく、
今週の話からすると、
ギンは一護の力試しをしつつ、できれば一護をこの場から離脱させ、
最悪の場合は殺すことも選択肢の一つとして考えていたようです。
もちろん攻撃をしかける際に
未必の故意で殺してしまう可能性もあったでしょうが、
基本的に「殺す」のは最終手段で、
なんとかして藍染が一護を「喰らう」ことによる
最終目標達成を阻止したかったようですね。

一方の藍染もギンに行動の真意を問うシーンから、
ちゃんとギンに「一護を殺さないように」と事前に釘を刺していたことがわかります。
もちろん、最終的に一護を「喰らう」ために。

つまり2人はそれぞれの思惑から、
一護を殺せる状況にあっても殺そうとはしなかったのです。
今まで何度も書いてきましたが改めて。

というか、これまでのBLEACHでよくあった
「背後を取ったのに攻撃する前に声をかける」
というのは不意打ちの意味がなくなるので非難されてしかるべきですが、
今回の戦いでギンがやった
「背後を取ったのに攻撃しようとせず声をかけるだけ」
というのは、それとは明らかに異質です。

前者は、相手を倒そうとする意思を見せているにもかかわらず、
それと相反する行動をとっているためにおかしいわけです。
しかし後者はそもそも、相手を倒そうとする意思をみせていないわけで、
「この行動には何かしら隠された意図がある」と考えることができる。

ところがBLEACHには今までの蓄積があるが故、
上記の2種類の行動を同じものとして批判されてしまう傾向にある。

ここらでみなさん、BLEACHを読むときに
登場人物の行動を「深読み」してみてはいかがでしょう。
意外と新鮮な楽しみ方ができるかもしれませんよ。


○超好意的 「卍解を使わない人達」論
一心も浦原も、ヴァイザードの面々もみな、
「全力」である卍解を使わずにやられてしまいましたが、
しかしこれは必ずしも手を抜いているわけではないでしょう。

例えば、現在までに卍解が明らかになっている面々のうち、
砕蜂、東仙、マユリの卍解は
敵1人を味方多数で相手にしているときには
味方を巻き添えにしてしまうために使うことができないでしょう。
事実、
東仙が卍解で剣八と戦ったときには、
共に戦っていた狛村は閻魔蟋蟀に巻き込まれないように戦線離脱せざるを得ず、
東仙と剣八の一騎打ちになっています。

従って、ヴァイザードや一心、浦原の卍解が
「味方を巻き込むほどに大規模なもの」だったとすれば
説明はつけられなくはありません。
つまり、
「味方全員の始解で相手をフルボッコにする」
のと
「自分1人の卍解でタイマンを行う」
のはどっちが効果的か? という話になるわけです。


今にして思えば、東仙が狛村との戦いで閻魔蟋蟀を使わずに
虚化や刀剣解放のみを使って戦っていたのは、
ギンや藍染まで閻魔蟋蟀に巻き込まないようにするためだったのかも知れません。


○超好意的 「1時間修行するよ」論
「1時間も悠長に修行してていいのかよ」
「親父が1時間修行するとか言ったから犠牲者が出ちゃったじゃないか」

という意見は至極御尤も。

ですがしかし、
このまま修行せずに黒崎親子が藍染様を止めに向かい、
返り討ちにされてしまったら、
結局は同じことではありませんか。

一心の提案は、いわばドラゴンボールのブウ編の悟空が言った
「死んでもドラゴンボールで生き返れるから気にするな」
みたいなものではないでしょうか。
いや、藍染様に殺された人が生き返るという意味ではなく、
正論ではあるけど倫理的・人道的にどうかと思う行動という意味で。

このまま修行せずに黒崎親子が向かったところで、
ほぼ確実に返り討ちにあって、その後で街の人間もみな殺される。
しかし修行をしてから向かえば、
修行中に何人か殺されてしまうかもしれないけど
藍染様に勝利できる確率は多少は上がる。

「99%の確率で全員殺されてしまう」
のと
「何人か見殺しにするが10%くらいの確率で勝てる」
のどっちを選択するかという話になるわけです。

もちろん、その1時間の間に街が全滅させられてしまったら無意味なんですが、
藍染様は先週、おっさんが死なないよう「近づくな」と言っています。
つまり、藍染様が目標を達成するためには
ただ殺せばいいってもんじゃない、ということがわかります。

故に、もし一心が何らかの方法でそのことを知っていたのだとしたら、
1時間の猶予があってもそこまで被害は大きくならない、
と一心が読んでいたからこその提案だったのかもしれません。


○超好意的 「何しに来たの乱菊さん」論
何しに来たのか本気でわからないと各所で言われている乱菊さん。
しかし、乱菊さんが来たことは、
十刃と戦いはじめたころから師匠が考えていた展開であるので、
何か重要な意味があることは間違いないでしょう。

乱菊さんが登場したのは、決して師匠の思い付きなどではありません。
それは「アヨン」の存在から推察することができます。
なぜ師匠はアヨンなんてものを出したのか?
それは、
1:山じいの活躍の場を作ること
そして
2:雛森と乱菊さんを早々に退場させる必要があったから
です。

この2人は後々、重要な出番があるから、
早めに戦闘不能にして表舞台から消し、
かつすぐに治療を受けさせ、
しばらく話が進んでから復活させるよう仕向けたというわけです。

雛森の出番については言わずもがな。
そして乱菊さんの出番が、先週のあれだったと言うわけでしょう。


じゃああれは一体何の意味があったのか? ということなんですが。
そも、師匠はやろうと思えば先の十刃たちとの戦いの際に
ギンと乱菊さんを接触させることはできたんです。
しかし、アヨンという規格外な敵を使ってまで、それをさせなかった。
それは、この空座町に入ってからでないと2人を接触させてはならなかったから。

それは恐らく、ギンと乱菊さんの接触こそが、
ず~~~~っと言われ続けた「ギン裏切りフラグ」を成立させるための
最後の条件だったからでしょう。
それが、ギンが自ら乱菊さんを傷つけてしまったことなのか、
乱菊さんが自分の名ではなくイズルの名を使ってギンを問いただしたことなのか、
はわかりませんが。

とにかく、乱菊さんの存在こそがギンにとっての最後のトリガーであり、
それを引くのには十刃との闘いの時点では早すぎたと、いうわけでしょう。


○超好意的 「言うたほど長くも速くも伸びません」論
13kmやマッハ500が実は嘘だった、
真の能力は刀の内部に仕込んだ毒だった、
という展開でまた盛り上がっている(?)BLEACHなのですが、
しかしそもそも、マッハ500についてはまだしも、
13kmの方は、最初っから
本当である確証なんてどこにもなかったではありませんか。

ギンが一護に13kmといったのは、
「刀の伸縮速度から注意をそらすための作戦」でした。
つまり、ギンとしてはできるだけ大きな数字を言ってインパクトを与えた方が
作戦の成功確率があがるのですから、
「13km」は本当の射程をだいぶ水増しした数字であった可能性は
かなり高かったわけです。DEICIDE2のころからすでに。

マッハ500にしても、これは単に数字が否定されただけであって、
マッハ500が嘘に感じられないほど神殺鎗が速く伸縮することには違いないのですから。
神殺鎗の特性についてはなんら否定されたことにはならないでしょう。
事実、
「瞬歩による高速戦闘を行える一護の目ですら、
神殺鎗がいつ元の長さに戻ったのかわからなかった」
わけですから。

「別に嘘つく必要なくね?」
というのはその通りなのですが、
できるだけハイスペックな性能を騙っておいた方が、
本命である毒の能力を藍染様から隠し通せる可能性は高くなるでしょう。
毒の能力がばれてしまったら、首の後ろに防御壁を仕込む藍染様のこと、
毒に対して事前対策をとられてしまうかもしれませんから。

そしてだからこその、「13km」「マッハ500」なのでしょう。
この2つは数字がでかすぎて計測不能、
つまり、確かめる術がないので、本人の自己申告以外ではバレる可能性がないからです。

「刀の内部じゃなくて普通に外側に毒でいいじゃん」
というのもその通りではあります。
が、これも表面に毒があったら
毒の能力を藍染様から隠し通すことができませんからね。


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テーマ:BLEACH - ジャンル:アニメ・コミック

| 超好意的BLEACH論 | 22:12 | トラックバック:0コメント:0
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