日本人に生まれながら漫画やゲームを楽しまないのはアメリカ人に生まれながらハリウッド映画を楽しまなかったりスペイン人に生まれながら闘牛を楽しまないのと同じだと思うブログ。

週刊少年ジャンプ2011年34号の感想と予想その1 | main | 週刊少年ジャンプ2011年33号の感想と予想
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
| スポンサー広告 | --:-- |
少年ジャンプの人気投票結果について
こないだのべるぜバブの人気投票結果を見て
ちょっと調べてみようかと思いました次第。

いやマジで、
べるぜバブの結果ってかなりすごいと思うのですよ。



藤崎竜先生が
「ジャンプって本当に記念が好きッスね」と言うくらい、
ジャンプ連載作品は何かの折につけて
頻繁に人気投票を行ってます。

ヒカルの碁やテニスの王子様なんて
人気投票結果が本編にも影響を及ぼしたり。

ですが、たくさん人気投票をやっている割には、
どの作品も全体的な傾向は同じ、という印象です。

主人公や準主人公がぶっちぎりの1位で、
その他2~3人の人気キャラが票を分け合う、という形。
そして女性キャラが上位に食い込むことがあまりない。

そこへいくとやっぱり、
べるぜバブの上位がみんな横並びの結果は
本当に凄いと思うのです。
しかも3,4位が女性キャラという。


実際、べるぜバブの結果と他漫画の結果を
グラフ化して比べてみました。

まず、ここ最近の連載作品のうち、
人気投票の総票数まで判明しているものを調べます。
今回は
・ONE PIECE
・保健室の死神
・PSYREN
・銀魂
・めだかボックス
・黒子のバスケ
・アイシールド21
で。

もちろん、各作品で票数が異なるので
結果を単純に比較できません。
だもんで、それら各作品の投票結果を
「1位の票数で正規化」したものを
グラフ化したもんが下の図。

人気投票

横軸が人気投票の順位。
縦軸は1位の票数を1とした場合の各順位の得票数。

ちょっと各作品の結果がごちゃごちゃして見にくいですが、
正直そのごちゃごちゃしてる部分は重要ではなく。
重要なのは、
べるぜバブは他作品の結果と比べても、
1~10位までの票数が圧倒的に水平に近いってことです。

他作品はみな1~4位までで急激なスロープを描いています。
つまり上位数キャラとそれ以外との人気差が激しいってことです。
一方、
べるぜバブは実に緩やか~にグラフが下降していってます。
つまりキャラ間の人気差があまりないってことです。


別の切り口から見てみましょう。
各作品の総得票数に対する上位陣の占める割合を
円グラフでもって図示してみました。

例えばONE PIECEの結果はこちら。

ワンピ円グラフ

各色は凡例で示した順位、
各数字は総得票数に対する各順位の得票数の割合。
上位として1~4位まで。
5位以下は全部ひとまとめにして表示しています。

これを見ると、ONE PIECEでは
1~4位までのキャラで
全得票数のうち半分以上(51%)を占めていることがわかります。
上位陣の人気が特に圧倒的ということですね。


以下、他作品をいくらかかいつまんで

保健室円グラフ
めだか円グラフ
黒子円グラフ

保健室はONE PIECEと同傾向。
上位陣のみで半分以上の票を占有している。

めだかや黒子は上位陣の占有率は3分の1程度だけども、
1位が2~4位にほとんどダブルスコアをつける圧勝。

やはりどの作品も1~数キャラが飛びぬけて強い、
という構図になっております。
そしてその1位はほとんどの場合、主人公。

この原因を考えてみると、
上記3作品は
「主人公しか使えない能力がある」
「主人公こそが作中最強」
といった設定があるので、どうしても主人公が注目を受けて
票が集まりやすいのでしょう。
え? アシタバ君(保健室1位)? ・・・はシラネ。

一方、黒子は
準主役の火神や「キセキの世代」という
主人公と同等以上のライバルが多数登場していますので、
彼らの中で票を分け合った結果、
2位以下がかなりの混戦となっています。


ではべるぜバブはどうでしょう。

べるぜ円グラフ

上位陣全部足しても総票数の3分の1程度であり、
かつ上位陣の票数がほぼ横並びという結果。

黒子のバスケも似たような結果でしたが、
それでも1位は主人公の黒子がぶっちぎりでした。
べるぜでは「ぶっちぎりの1位」がそもそもいません。

この漫画は能力バトルではないので、
能力の有無や性質による票差が付きにくかった、
というのがまず1点あるでしょう。

また、コメディ担当の古市・神崎・姫川、
お色気・ラブコメ担当のヒルダ・邦枝、
シリアス・バトル担当の男鹿・東条、
癒し・マスコット担当のベル坊、といったように
各キャラの得意分野がはっきりしていて、
様々な層から票を集めてこれた
(かつ互いに票を食い合わない)
ということも原因としてありそうです。


この結果より、
ごく単純に考えれば、べるぜバブでは
たとえ1位、2位のキャラが出ていなくても、
3位、4位のキャラで埋め合わせができるということ。

これはアンケート競争においては相当なアドバンテージですよね。
だいたいの漫画では、
登場するキャラによって人気が多少なりとも左右されるけど、
べるぜバブでは上位8人くらいまでなら
誰を出してもだいたい同じくらいの人気が見込める。


べるぜバブ人気を支えているのは、
間違いなくこの「まんべんなく人気が取れるキャラ達」
だと思います。

まあ、もっと長期連載になると
ONE PIECEのように上位とそれ以外に差がついてくるのかもしれませんが。

スポンサーサイト

テーマ:週刊少年ジャンプ全般 - ジャンル:アニメ・コミック

| その他考察 | 20:27 | トラックバック:0コメント:4
コメント
バランス良くどのキャラも魅力的に描けていると取るか
ぶっちぎりで人気取れるような魅力的なキャラ(≒主人公)が描けないと取るか…難しいところですね
2011.08.23 Tue 16:51 | URL |
べるぜバブがアニメ化しても伸び悩んでる理由がわかった気がする。
2011.08.24 Wed 16:30 | URL |
Re: タイトルなし
コメントありがとうございますm(_ _)m

> バランス良くどのキャラも魅力的に描けていると取るか
> ぶっちぎりで人気取れるような魅力的なキャラ(≒主人公)が描けないと取るか…難しいところですね

う、確かに後者のような考え方もできますね・・・

総得票数は最近の作品としては大目だったので
作品の人気そのものはあるはずなんですがねー。

2011.08.24 Wed 21:26 | URL | psychobind
Re: タイトルなし
コメントありがとうございますm(_ _)m

> べるぜバブがアニメ化しても伸び悩んでる理由がわかった気がする。
連載自体は順風満帆ですが、
なかなか大ヒットとはいかないですねー。

2011.08.24 Wed 23:36 | URL | psychobind
コメントする














管理者にだけ表示を許可する

この記事のトラックバックURL
http://psychobind.blog57.fc2.com/tb.php/288-4edaeddc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック
| ホーム |

FC2ブログランキング

↓参加しています

FC2Blog Ranking

拍手返信ページ
プロフィール

psychobind

Author:psychobind
※ブログ・記事へのリンクは
ご自由にどぞ。

twitter

最近の記事
カテゴリ展開メニュー

  • 未分類(7)
  • ジャンプ感想(417)
  • ONE PIECE考察(56)
  • PSYREN考察(17)
  • リリエンタール考察(11)
  • 超好意的BLEACH論(4)
  • その他考察(34)
  • ゲーム関係(5)
  • ジャンプSQ19感想(3)
  • ワールドトリガー考察(4)

最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
ブログ内検索

RSSフィード
相互リンク&巡回サイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。