日本人に生まれながら漫画やゲームを楽しまないのはアメリカ人に生まれながらハリウッド映画を楽しまなかったりスペイン人に生まれながら闘牛を楽しまないのと同じだと思うブログ。

週刊少年ジャンプ2011年42号の感想と予想その1 | main | 週刊少年ジャンプ2011年41号の感想と予想
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少年ジャンプにおける新人作家と連載経験者について
→にある最新記事一覧が
ジャンプ感想だけで埋め尽くされるのが
なんとなく嫌なのです。
だからなんとなく書いてみるのです。


KTRの趣味の館さんのデータを使用させていただいてます。







何をするかって、
以前やったコレとかコレのときに調べたデータを使って、
今バクマン。で話題になってる
新人作家と非新人作家の違いについていろいろ調べてみようと
思い立ったもので。

正確には、バクマン。の場合は新人と「ベテラン」ですけどね。



1993~2010の期間内に始まった「新連載」に関する各種データについて、
新人作家(初連載)と
連載経験者(1度以上ジャンプに連載経験アリ)で
どんだけ違いがあるのかとゆーのを
ちょちょいと調べてみましたよっと。

結果は以下。

新人vs経験者

順に説明していきましょう。

「新連載数」
ってのは1993~2010内に始まった新連載201作を
新人と経験者でわけたものです。
コレ、自分で調べててびっくりしたんですが、
新人と経験者の連載作品数ってほぼ同じなんですよね。
両者100作ずつ。

もちろん年度によって偏りはありますが、
長い目で見れば
ジャンプは新人にも経験者と同等のチャンスを
しっかり与えていることがわかります。

「打ち切り作品数」
というのは、上記100作ずつの新連載のうち、
何作品が短期打切り(50話未満で終了)にあったかということです。
母数が100なので、打切り率、と読み替えていただいてもかまいません。

これもまた、新人と経験者で違いがありません。
互角です。
新人だろーが経験者だろーがかつてのヒット作家だろーが、
ジャンプ誌上では誰であっても
7割の確率で打ち切られる、というのが定説なのですね。

「全連載平均話数」
各連載が何話まで続いたかを、
新人100作と経験者101作でそれぞれ平均したものです。
「アニメ化数」
は読んで字のごとく。
アニメ化と書いてますが実写化も含めています。

これら2つのデータが示すことには、
新人と経験者では
打ち切られる確率は同じでも、
生き残った場合にヒット作になる可能性は
経験者の方が高いってことになりますね。

経験者の作品のが、
長く続くしアニメ化されることも多い。

「バトル~シリアス漫画数」
以下5つは、
自分が勝手に各連載を5つにジャンルわけして、
各ジャンルの作品がどれだけあったか、
を示している物です。

バトル:バトル漫画、または後からバトル方向に転向した漫画。
ギャグ:ギャグ漫画。
スポーツ:スポーツ漫画。格闘技を含む。
コメディ:バトル要素の少ない作品のうち、ラブコメ、日常寄り。
シリアス:バトル要素の少ない作品のうち、人情系、シリアス寄り。

と、独断でジャンル分けさせていただきました。
各ジャンルの割合をグラフ化したものがこちら。

ジャンル割合


ジャンプはバトル漫画ばっかり、
とは世間でもバクマン。でも言われていますが、
実際のところはやはり
新人も経験者も実に3分の1がバトル漫画で占められています。

特にバトル漫画に頼りがちなのは新人の方ですね。

ギャグとスポーツは新人も経験者もたいして変わりません。

一方、バトル要素の少ないコメディ、シリアス漫画になると
経験者のが多くなります。

To LOVEる、いちご100%のようなラブコメ作品や
DEATH NOTE、各種推理漫画のようなシリアス系作品を描いていたのは
いずれも経験者でしたからね。
バトル要素の薄いストーリー系作品は
経験者の方が手を付けやすいのかもしれません。
デビュー作でバトル物を連載した経験者ならば尚更。


まとめ
てみますと、
・2010まで、新人と経験者の連載数はほぼ同じ
・新人でも経験者でも打切り率は変わらない
・でもヒット作は経験者のが生み出しやすい
・新人はバトル漫画に頼りがち
・経験者は非バトル漫画に頼りがち


ってところですかいのう。



ちなみに、最近の新連載は
エニグマ、一休、ST&RSのように
非バトル作品に傾倒していってます。

これはやっぱり、
現行連載陣のバトル漫画が強すぎ・多すぎて
新人のバトル漫画ではもはや太刀打ちできないからでしょうかねえ。

現行連載陣のジャンル分け
バトル:10作品
ワンピ、ナルト、ブリーチ、トリコ、HxH、リボーン、めだか、べるぜ、ぬらり、マジコ

ギャグ:1作品
いぬまる

スポーツ:2作品
黒子、クロガネ

コメディ:4作品
スケット、針栖川、こち亀、銀魂

シリアス:3作品
バクマン。、エニグマ、ST&RS

マジコや銀魂はどこにいれるか迷うところですが。
しかしこのバランスの悪さよ。

バトル漫画は2010までの全連載の中でも
3分の1の割合でしかなかったのに、
現行連載ではその半分がバトル漫画で埋まっています。

つまり
・いかにバトル漫画がジャンプで生き残りやすいか
ってことと
・いかに現在のジャンプではバトルが飽和状態に達しているか
ってことですね。

最も生き残りやすいはずのバトル漫画を載せる連載枠が
ジャンプではすでに飽和しているのだから、
新人がバトル漫画に挑戦できない
              ↓
新人の連載が次々と打切り

というのも昨今の新人不足に一役かっているのかもしれません。


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テーマ:週刊少年ジャンプ全般 - ジャンル:アニメ・コミック

| その他考察 | 18:21 | トラックバック:0コメント:6
コメント
焼き直しはNG
最も生き残りやすいはずのバトル漫画を載せるはずの連載枠が既に飽和している状態なのだから、新人がバトル漫画に挑戦できずに打ち切られる・・・という考察、興味深く拝見させて頂きました。
一番の解決方法は、新人が既存の作品を焼直しにしたものではなく、ストーリーにしろ画力にしろ現在連載されているバトル漫画を上回るレベルのものを描く、
極論すればワンピースよりも面白いものが描くことなんですが・・・あまりにもハードルが高すぎますよね。

個人的には銀魂はシリアス、べるぜバブはコメディに入れても良いと思います。
2011.09.27 Tue 00:37 | URL | 隆明
めだかとか最初はスケットっぽい学園お助け路線だったけど人気がないからバトルに路線変更したって感じでは
バトルが多いとゆうより延命のためにバトル路線に変更したら延命できたのでバトルものばかり生き残ってるって感じが
2011.09.27 Tue 12:37 | URL | 名無しさん@ニュース2ちゃん
Re: 焼き直しはNG
隆明さん
コメントありがとうございますm(_ _)m


> 最も生き残りやすいはずのバトル漫画を載せるはずの連載枠が既に飽和している状態なのだから、新人がバトル漫画に挑戦できずに打ち切られる・・・という考察、興味深く拝見させて頂きました。
> 一番の解決方法は、新人が既存の作品を焼直しにしたものではなく、ストーリーにしろ画力にしろ現在連載されているバトル漫画を上回るレベルのものを描く、
> 極論すればワンピースよりも面白いものが描くことなんですが・・・あまりにもハードルが高すぎますよね。

看板作品たちが偉大すぎますからねー。
新人にあれを上回れというのも酷な話。
それができる奴こそ次期看板ということなのかもしれませんが・・・


> 個人的には銀魂はシリアス、べるぜバブはコメディに入れても良いと思います。
銀魂はだいぶ迷いましたw
べるぜはそうですね。
なんやかんやでまともなバトルはvs東条とこないだのナーガ戦くらいだった気もしますし。


2011.09.28 Wed 19:15 | URL | psychobind
Re: タイトルなし
名無しさん
コメントありがとうございますm(_ _)m

> めだかとか最初はスケットっぽい学園お助け路線だったけど人気がないからバトルに路線変更したって感じでは
> バトルが多いとゆうより延命のためにバトル路線に変更したら延命できたのでバトルものばかり生き残ってるって感じが

現行の連載ではリボーンとめだかがそのタイプですね。
あとバトル化ではないですが
特殊能力設定をあとから付け加えてくるのもありますね。
ぬら孫とか。

バトル漫画ばかり増えていくのは
こーいう路線変更漫画の存在も一役買っているでしょうね。
2011.09.28 Wed 20:12 | URL | psychobind
連載陣のジャンル分け
バトル:10⇨8
ギャグ:1⇨2
スポーツ:2⇨4
コメディ:4⇨5
シリアス:3⇨2(総入替)

現行連載陣のジャンル分け
【バトル】ONE PIECE・ナルト・ブリーチ・トリコ・HxH・めだか・べる・HJ
【ギャグ】斉木・伊達
【スポーツ】黒子・ハイキュー・クロガネ・クロマネ
【コメディ】スケット・こち亀・銀魂・ニセコイ・キルコ
【シリアス】暗殺・ソーマ

記事の当時と比べると、だいぶバランスがよくなった気がします。バトル偏重が緩和され、シリアスも1つ減るものの、他のジャンルが1〜2つ増えています。編集部が努力した結果でしょう

一方で、記事以降の傾向では新人が伸びず、連載経験者の作品も多かったです。最近ようやく新人の作品が出てきましたが、成長著しいNPGに押され苦戦しています。新人の数が少ない上に不遇ですね。

バトル壊滅傾向は継続しています。タカマガハラは、激しい野心と夢に満ち溢れた作品でしたが、綺麗に散っていきました。日本人として心惹かれるものがありました
バルジは好きだったのに・・・。将来性のある作品が打ち切られた気がします。
バトルする以上、看板と票を取り合いますが、ルフィが旅に出ていきなり七武海と戦うようなものですね。勝てたら凄いです。それこそ看板です

ハングリージョーカーに期待していますが、順位的には厳しい状態が続いています(涙)。
もうすぐナルトも終わるし、将来性あるバトル漫画が欲しいですね
2013.01.12 Sat 23:44 | URL |
Re: タイトルなし
コメントありがとうございますm(_ _)m


> 連載陣のジャンル分け
> バトル:10⇨8
> ギャグ:1⇨2
> スポーツ:2⇨4
> コメディ:4⇨5
> シリアス:3⇨2(総入替)
>
> 現行連載陣のジャンル分け
> 【バトル】ONE PIECE・ナルト・ブリーチ・トリコ・HxH・めだか・べる・HJ
> 【ギャグ】斉木・伊達
> 【スポーツ】黒子・ハイキュー・クロガネ・クロマネ
> 【コメディ】スケット・こち亀・銀魂・ニセコイ・キルコ
> 【シリアス】暗殺・ソーマ
>
> 記事の当時と比べると、だいぶバランスがよくなった気がします。バトル偏重が緩和され、シリアスも1つ減るものの、他のジャンルが1〜2つ増えています。編集部が努力した結果でしょう

おお、調査ありがとうございますm(_ _)m

バランスよくなってきましたね。
特にスポーツが増えたのが大きいでしょうか。


> 一方で、記事以降の傾向では新人が伸びず、連載経験者の作品も多かったです。最近ようやく新人の作品が出てきましたが、成長著しいNPGに押され苦戦しています。新人の数が少ない上に不遇ですね。
NPGってほぼ連載経験者ですからねー。
新人が戦うにはちょっと強すぎる相手かもしれないです。


> バトル壊滅傾向は継続しています。タカマガハラは、激しい野心と夢に満ち溢れた作品でしたが、綺麗に散っていきました。日本人として心惹かれるものがありました
> バルジは好きだったのに・・・。将来性のある作品が打ち切られた気がします。
> バトルする以上、看板と票を取り合いますが、ルフィが旅に出ていきなり七武海と戦うようなものですね。勝てたら凄いです。それこそ看板です

タカマガハラは、残念でしたねえ。
後半はすごく面白かっただけに、前半スローペースだったのが悔やまれます。
バルジも味を出し切れないまま終わってしまった感じですし、
やっぱ新人がいきなり七武海と戦うのは厳しすぎますかw


> ハングリージョーカーに期待していますが、順位的には厳しい状態が続いています(涙)。
> もうすぐナルトも終わるし、将来性あるバトル漫画が欲しいですね

ハングリーも応援しているのでなんとか踏みとどまって欲しいのですが・・・
ワンピはともかく、
ナルトやBLEACHはそろそろ終わりも見えてきたので
後釜の育成が急務ですね。


2013.01.13 Sun 11:47 | URL | psychobind
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