日本人に生まれながら漫画やゲームを楽しまないのはアメリカ人に生まれながらハリウッド映画を楽しまなかったりスペイン人に生まれながら闘牛を楽しまないのと同じだと思うブログ。

週刊少年ジャンプ2013年24号の感想と予想その1 | main | 週刊少年ジャンプ2013年22・23合併号の感想と予想
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少年ジャンプNEXT! 2013SPRINGの感想
ロボット漫画が2つもあって大満足です(´ー` )
ジャンプにはロボット漫画が足りない。






◆Aボーイ~溜め込んだ想い~

【うすた先生】
お久しぶりなうすた先生。
相変わらず絶好調なようで一安心w


【内容】
主人公の絵柄を見た時はどうしたことかと思いましたが、
なるほどそういう内容でしたか。

完全にギャグとして組み上げていますが、
この設定はたとえば
主人公不在になった作品がどうなるのか、
アニメキャラが現実で出した/受けた損害はどうなるのか、
別のジャンルのキャラと絡ませる、等々
月光条例のような話にも持って行けそうですし
連載化してもなかなか広がりがありそうです。

そして肝心のギャグですが
アニメという概念に対してのあるあるネタを基軸にした、
話運びと笑いどころの多さは
さすがの熟練ギャグ作家の業といった感想です。

今回は新人のギャグ読切は1本もありませんでしたが
そのことをなんら問題にしないほど面白い作品だったなあと思います。

ただまあ、最後に見られるメタネタは
ちょっと背筋がうすら寒くなってしまうタチなので
そこだけ自分の好みには合いませんでした。






◆Wave Jacker

【永田先生】
トレジャー佳作「バジリスク!」でデビュー。
漫画歴10年ってかなりの下積み経験なのですね。
それが新人トップバッターで掲載なのですから
ようやくつかみ取った栄光の第一歩ですね。


【内容】
ケータイにアプリを入れて戦うとか、
昨今のスマホ攻勢に乗っかった設定については、
すばらしい着眼点だったかと。

ただ、話そのものはよくあるテンプレ展開を抜け出せていないので、
ケータイ・アプリという独自の概念を活かして
ストーリー運びについても
他作品との差別化を図れたらなお良かったですかね。






◆ケータイショウジョ

【高山先生】
個人的にはヒキコモリパワードで有名な作家さんですね。
ちゃんとした作品を発表するのは意外と久しぶりでしょうか。


【内容】
まさかのケータイネタ被り。

可愛い女の子を描ける画力で
To Loveるを彷彿とさせるエロネタを繰り出せる時点で
もはや本誌でも即戦力になれそうな気がしますw

ところでこれって携帯の電源落としたらどうなるの?
相手の存在が消えちゃうの?






◆ひらけ!にょらいくん

【那波先生】
漫画歴1年・・・とな。
まさににょらいくんのような天才児だったのではあるまいか。


【内容】
コマ割りの単調さ、画力、
といった絵的な問題はありますが、
それはむしろ
漫画歴1年でここまでできるのが凄いって解釈で。

単純な勧善懲悪ストーリーではなくて
芯となる部分にテーマを入れ込んできているのはいいですね。
絵的な力が足りないので
それを別の要素でもって補おうという意識が見え隠れ。

強いテーマがあるだけで他作品との差別化ができますからね。






◆Jトラベラーズ袋とじツアー

【ニセコイ】
クロードさんは男(だと思っている)の鶫が
千棘と一緒に風呂入っているのをどう思っていらっしゃるのか。


【斉木楠雄】
以前、斉木くんは作者の存在(とミス)に言及していたことがあるので、
素直に作者のせいにするような気が。


【黒子のバスケ】
男2人のエプロンは意味わかるけど、
なぜカントクが熊で桃井さんが兎なのか。
熊さんはむしろ桃井さんの鉄板ネタではないのか。


【ハイキュー!!】
ノシタ先輩、最近髪型変わった?
分け目が左に寄ってってるような。






◆ハイスペック・ラヴァーズ

【ミウラ先生】
恋染以来のミウラ先生。
今回は原作なしですが十分やってけそうですね。


【内容】
「なぜか好かれる」のではなくて
ちゃんと主人公に好かれる理由づけがしてあって、
後半の展開に関わる伏線・布石を序盤で撒いていたりと
すごく丁寧に作られていたという印象でした。

ただこれも、恋染と同じく
このまま連載化したら苦戦しそうではありますね。
設定が読切用一発ネタに近いので。






◆スイマーズHIGH

【伊東先生】
経歴不明でしたが、
特に賞などを経ずにデビューに漕ぎ着けたみたいですね。


【内容】
初登場時に
水流を巻き上げて周囲を水浸しにするという
現実離れしたチート性能を発揮していた永里先輩が、
肩を痛める、というごくごく普通の理由で負けちゃうんだなあ、
というのがするっと呑み込めない部分でした。

初登場のインパクトは確かに大事なのですが、
そこで「こいつは人外」という印象を持つほど派手なのにしてしまうと
負ける理由づけが難しくなるよなあ、と。

それを除けばよくまとまったいい作品だったと。






◆花楽カラクリ変事帖

【伏見先生】
待ってましたの伏見先生!!
トレジャー佳作「HOTEL JILLMONTE」は
ガッツリお勧めの作品ですのでぜひご一読を。


【内容】
ロボ漫画その1。
ジャンプにはロボット漫画が足りない。

メンタル弱いひきこもりロボのハルが特にいいですね。
「ロボ」という設定をつけるだけで、
特に作中で詳細な説明など必要なく
飛行とか盗聴とかロケットパンチとかやっちゃうことができるし、
メンタル弱め、というのがいちいちコマの端々でギャグとして機能できてますし。

そもそも「メンタルが弱くなった」理由も
ロボという設定だけで回収できるんですよね。
というわけでロボってすごく便利な設定だから
みんなもっとロボット漫画を描くべき。

そしてトレジャーでもそうでしたが、
伏見先生はコメディを作るのが
新人離れして上手いですね。

今回のNEXTに載ってる作品でも、
だいたいはシリアス:コメディ=7:3
くらいの塩梅なのに、
この読切では真逆で
コメディが7でシリアスが3くらいな印象です。
故にストレスフリーっぷりがハンパない。

一つ難点を挙げさせてもらうと、
ここまで史実を無視したコメディ作品にしてしまうならば、
銀魂のような架空歴史にしてしまっていいんじゃないかなあ。
「ロボ」「メンタル」って言葉には
やっぱりひっかかりを覚えるので。





◆暴発リボルバー

【熊田先生】
こちらもトレジャー佳作「マロニエバージンロード」で
個人的にお馴染みの熊田先生。


【内容】
つまりアーマーバロンですねわかります。

話に一本筋の通ったテーマを盛り込んであるのは
にょらいくんと同じですが、
こちらはバトル要素にも重点が置かれているので
少年受けはよさそうですね。

特に非の付け所の無い作品でしたが、
しいて言えば女っ気が皆無なとこですかね。






◆トゥー・バッド

【秋山先生】
こちらもまたトレジャー佳作の
トゥー・バッド」でデビューですが、
しかし作品名を見てお分かりのように、
トレジャー佳作の方は
今回の読切の完全なプロトタイプです。

読切を読んでからトレジャーを読むのと、
トレジャーを読んでから読切を読むのでは
かなり印象変わると思いますのでご了承。


【内容】
トレジャーと今回の読切では、
決定的に違う設定が1つありますが、
この改変は非情に良い方向に働いた気がします。

1つの話としてのまとまりも良くなってますし
世界観的な不自然さもなくなってます。
結果、完成度が段違いですね。

最大の肝である善悪論については、
かのアバン先生の教えと真っ向から対立するので
ちょっと賛同しかねる部分も。

というか更屋敷くんの善悪論は
現実世界の悪に対しての論であって、
TVのヒーローものを例に出すのはちょっと違うかなあと。
ショッカーやバルタン星人に対して
「敵には敵の主張が」
とか言ってらんないっすよ。






◆火ノ丸相撲

【川田先生】
手塚賞出身の作家さん。
フルネームじゃないのは逆に覚えやすいかも。


【内容】
相撲という題材で主人公の身体が小さい、
というのはままある設定ですが、
この読切ではそれが
主人公の過去から行動原理から
高校相撲を選んだことへの動機付けや
はては強さの説得力にまで、
抜群の構成力でまとめあげているのに感服です。

絵も上手いですしさすがの手塚賞ですね。
かなり面白かったです。






◆DEMI DRAGON-異聞西遊記-

【修行先生】
トレジャー佳作「TRIGGER」でデビュー。

ちなみに、作者紹介で名前が出ている「黒木雄心」とは
同じくトレジャー佳作仲間の黒木先生のことですね。
メガトンパンチラ―吉田」。


【内容】
西遊記を題材にした作品では
だいたい悟空を主人公に据えるものですが、
三蔵法師の馬こと「玉龍」を主人公にしたのは初めてみました。
というか玉龍自体、
ブタやカッパと比べて知名度がないので
めったに出てこないですしね。

という、よくある西遊記ものの基本を外した設定は良かったですが、
話自体はまあ普通でしたかな。






◆メアリのロボット

【望月先生】
こないだのNEXTで「くものいと」を描かれていた
かなり独特な作風の作家さんです。


【内容】
ロボ漫画その2。

いやー、いいですね。
やっぱりロボットものはいい。
自律思考ロボットにはつきものの「主人への忠義」とか大好き。

「しなないでね」がグッときます。
この台詞を人間に対して言う場合は
「根拠のない約束」になりますけど、
クロスはロボットなので本当に「しなない」ことが可能だから、
それが2人の絆をより強固に結びつけているものだと思うのです。

クロスの戦闘力の見せ方も上手いですし、
メアリとクロス、ついでにスミスさんもみんなキャラ立ってますし、
今回のNEXTでは一番面白かったです。

あとは画力と、
連載化したときクロスが無敵すぎるので
ちょっと設定を変えないといけないかもしれないとかいうのが懸念なくらいでしょうか。





そんなわけでちょい遅れのNEXT感想でした。
ロボ漫画2つをはじめとして
なかなかに豊作な号でしたわ。



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テーマ:週刊少年ジャンプ全般 - ジャンル:アニメ・コミック

| ジャンプ感想 | 11:14 | トラックバック:0コメント:2
コメント
永田先生
WAVE JAKER>確かにストーリー自体は、どこにでもありそうな内容ですけど、それを差し引いても斬新な着眼点には興味を惹かれました。
個人的にはなんとか連載の方向に持っていってほしいんですけど、連載会議で「既存の・・・」とか「若い人に・・・」とかの横やりが入りそうで不安ではあります。
2013.05.05 Sun 21:47 | URL | 隆明
Re: 永田先生
隆明さん
コメントありがとうございますm(_ _)m


> WAVE JAKER>確かにストーリー自体は、どこにでもありそうな内容ですけど、それを差し引いても斬新な着眼点には興味を惹かれました。
> 個人的にはなんとか連載の方向に持っていってほしいんですけど、連載会議で「既存の・・・」とか「若い人に・・・」とかの横やりが入りそうで不安ではあります。

連載会議に直接出される作品ならばともかく、
NEXTに載った作品であれば
アンケートで明確な結果が出せますから、
そこは心配しなくても大丈夫ではないでしょうか。



2013.05.08 Wed 21:30 | URL | psychobind
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