日本人に生まれながら漫画やゲームを楽しまないのはアメリカ人に生まれながらハリウッド映画を楽しまなかったりスペイン人に生まれながら闘牛を楽しまないのと同じだと思うブログ。

週刊少年ジャンプ2013年39号の感想と予想その1 | main | 週刊少年ジャンプ2013年37・38合併号の感想と予想
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少年ジャンプNEXT! 2013SUMMERの感想
どうせ増刊だし、と、のんびりしていたら
そこそこ遅くなってしまいました。
NEXT感想いきまーす。


◆付録

【骸の章】
ダークリユニオンの設定ってこれが初出なんですかね?
単行本とかだとすでに出てるのかな?


【FINAL HAIKYU QUEST】
監督ノシタ先輩かよw

大王様が大魔王だったりツッキーがだいたい泣いてなかったり。
そして清水さんを差し置いて道宮さんがまさかのヒロイン大抜擢。
とはいえしもべ2人が実に楽しそうなので
清水さんは悪の女王様役がぴったりだったのかもしれない。


【入間市最終決戦Ⅱ】
前回以上に戦ってないですねw
せんせーがゲストにやってきたいつもどおりの斉木楠雄といった感じで。
夏休みに入って生徒と遊べなくなってしまったので
せんせー暇なんでしょうか。






◆ウルトラマリン

【藍本先生】
厠行く子以来でしたっけ藍本先生。

学園モノで評価集めた藍本先生ですが
デビュー作のMUDDYがそうだったように、
ファンタジー世界を描きたい作家さんなんじゃないかなーと
勝手に思っています。


【内容】
キャラ作りに定評のある藍本先生ですが、
この作品では「世界設定」の作り方が巧みでした。

「ほとんどの陸地が海に沈んだ」
って世界は、
例えば
「未知の怪物に襲われてる世界」
とかと比べて
起きた現象が非常に単純なので、
読んでいて世界を想像しやすいんですね。

周囲は海ばかりなんだから魚・水産物が主食になるだろう、
海に潜れば沈んだ過去の遺跡を見つけられるだろう、
凶悪な水棲生物が潜んでいて襲われることもあるだろう、とか。
で、
実際それを絵にして描いてくれてる。

ダイバーという職業も、
そりゃこんな世界になったらそういう仕事も出てくるよね、
とすんなり納得できる。
やることなすこと出てくる物事、すべてに説得力があって、
世界がそこに存在しているような感じを受けます。

藍本先生、今回はエロもコメも控えめでしたが
代わりに世界観とその設定を練り込んでいて、
がっつり連載狙っていそうな感じがします。

実際面白かったので、
このまま設定をさほど変えずに連載化いけませんかねえ。






◆恋のムーンストラック!!

【仲山先生】
トレジャーでもないし、手塚賞でもない、
経歴不明な仲山先生。

スペシャルサンクスに「池田先生」と書かれてるので
ロザリオとバンパイアの池田先生んとこでアシスタントしてたんですかね。


【内容】
大筋はよくあるテンプレ読切のそれでしたが、
デビュー作にしてこの絵の腕前と、
憑りついた狼男マンが思ったほどやな奴じゃなかったりとか、
ストレスなくすんなり読めました。

「これは」って所こそありませんが
無難に良くまとまった作品だったかなと。






◆れいたいけん

【黒木先生】
トレジャー佳作「理系発掘王 Cyan Stein
でデビューされたのが、今は昔の2009年。

そこから初読切掲載まで4年間。
かなり下積まれたのであろうことが窺えます。


【内容】
霊を科学的に扱ったり、
主人公の動機が実に俗物的だったり、
派手な演出を「ただのエフェクトだ」と言い切ったり。

がっつり奇抜なわけではないんですが、
よくある読切プロット・設定から絶妙に芯を外して、
まさにキヲテラった感じの読み味が新鮮でした。

それだけでなく濃い味付けをされていたキャラも
良く動かせていましたし。






◆サムライチェイサーGOEMON

【落合先生】
いつぞやのNEXTで手塚賞投稿作で掲載されていましたね。
たしか落ちぶれた西遊記的なアレ。


【内容】
どことなく銀魂チックなコメディパートは
更に洗練された印象を受けます。
それに乗っかるキャラの個性もやはり上等。
キャラの濃さで言ったら
コレとれいたいけんがツートップではないでしょうか。

牢屋での姫とゴエモンのやりとりが
ちょっと唐突に感じたり、ちまちまツッコミどころはありそうですが
それを補って余りあるコメディ力が素晴らしかったかと。

面白いんですが、しかし、
世界設定とコメディの芸風が銀魂と被っているので、
今このまま連載化して本誌に来てもちと厳しい戦いになりそうかなあと。






◆JUDO ODD

【川口先生】
フープメンでお馴染みの川口先生。
本誌復帰はまだかいや。

久々に絵を見たら、
こんなに村田先生っぽい絵柄だったっけ?


【内容】
途中までは「すわ無刀ブラックか!?」
と思っていましたが、
そこでまさかのタイムスリップネタに繋げるとは
思いもしませんでしたよそりゃあね。

昔の人間が近代文明に触れて衝撃を受ける、
というのは良くあるネタではありますが、それでもやはり面白い。

に加えて、メインの柔道シーンも
この画力でガッツリ描いてくれるものだから迫力申し分なし。

ジリジリ優勢になっていったのであんまり主人公の凄さが際立たない、とか、
主人公の現代での生活費とか面倒は誰が見てんねんとか
細かいツッコミどころはあり申すが、
そのへんは連載化でもしたときに設定加えればどうにでもなりそうなことですし。

川口先生はやはりいい漫画をお描きになられますね。
これを引っ提げて本誌復帰してもいいのよ。






◆VIRUS × BUSTERS

【小田島先生】
トレジャー佳作「チクタク」でデビュー。
不思議な発想をお持ちの作家さんだとは思ってましたが
今回もやはり目の付け所が違う設定をもってきてましたね。


【内容】
たまこ先生と聞くとどうしてもツッコミ神の方が思い浮かびますが
まあそれはどうでもよかろう。

戦闘用の特技を持たない主人公が
道具と機転で事件を解決する、
これだけでもテンプレを外していて読切としてはグーでした。

読切ではありますが、連載第一回みたいな雰囲気もある締め方でした。
じゃあこのまま連載化できるかというと、
見えない敵と戦う、というだけでは
例えば悪霊を退治する幽霊系の作品と同じですので、
「敵がウイルスである」ことを活かした差別化が必要になりますね。

つまり「バトルするもやしもん」みたいな方向性、になるのか?






◆KEI×DORO

【小林先生】
手塚賞出身、
納得の出来だったかなと思いまする。

根拠はないけど、なんとなく、
手塚賞はトレジャーと比べて
対象年齢高めを狙った作品が多い気がする。気がするだけ。


【内容】
主役2人のそれぞれの「過去」があり、
それとは別に
実はその2人の過去が繋がっていました、という流れ。

つまり1つの作品の中に大きな流れが2つあって、
それらが順々に顔を見せつつ1つの流れにまとめてラストの山場に繋げるという、
さすが手塚賞と言わんばかりの作劇手腕に
ただただ舌を巻くばかりでした。

これで画力が身についてきたら、
とんでもない作品を作ってくれるのではないかと期待の新人さんでした。






◆E-Robot

【山本先生】
本誌の懸賞漫画描いてた時から
エロさに定評のあった山本先生。
トレジャー佳作「SUPER hERO」もどうぞ。


【内容】
ロボ漫画その1。
山本先生、大気中を漂うウイルスとか見える人よねきっとw

増刊だからOKが出たのか、
これまず本誌ではOUTだろうという何とも際どい作品。
「エロもある」
じゃないもんね。
「エロを描きたい」
だもんね。

完全に自分だけのベクトルを持ってる人なので
まったく心配してないです。
おそらく近いうちに頭角を現してくるでしょう。
それがどんな形になるかはわかりませんがw





◆不死身KILLERS

【熊田先生】
トレジャー佳作「マロニエバージンロード」も一緒にどうぞ。

こないだのNEXTでも読切描かれてましたね。
注目している作家さんなので頑張ってもらいたいトコロ。


【内容】
殺し屋がターゲットの境遇に絆されて・・・
という流れはジャンプ系の過去の読切でも何度か目にしたことはありまして、
なので
ストーリーはだいたい予想がつき、
そしてその予想範囲内に着地したものでした。

が、
不死身という1アイディアでもって
ギャグ描写に繋げたり、
ひねくれ主人公が助けに来た時の口実「殺しに来ただけだ」に繋げたり、
あと不死身退治のアンサーが「捕まえて売る」だったり、
細部に気の利いた作りになっていたと思います。






◆鉄腕カイト

【永見先生】
これまたトレジャーでも手塚賞出身でもなく、
スカウトキャラバン甲子園での優勝者とのことです。

今現在19歳、漫画歴2年半、
まさに若き力というところですね。


【内容】
ロボ漫画その2。

まずは画力が気になるところですが、
ただ動きのある絵や決めコマのシリアス顔とかは
崩れずに上手いこと描けてますので、
絵はもう少し修行すればどうにでも改善できるでしょう多分。

ジャンプにはロボ漫画が足りない論者の自分からすると
まっとうな少年ロボットアクション漫画というだけで好印象ですた。
あとキャラもなかなかよく作れてたと思います。

絵だけでなく話の構成や構図とかもまだ拙い部分がありましたが
この年齢、このキャリアで
ロボット漫画をここまで描ければ大したものです。
永見先生、大学に進んだそうなので本誌デビューはまだまだ先でしょうが
そのときはレベルアップしたロボット漫画を見せてもらいたいですね。






◆No Woman, No Cry.

【皆川先生】
手塚賞の準入選をとった作品がそのまま掲載されたようですね。
なんでも尾田先生、岸本先生から大絶賛されたとか。


【内容】
尾田先生が絶賛したのもわかる気がします。
好きそうだもんなこういうの。

ちょっと作風が渋いのでそのまま本誌に、とはいかないかもですが、
31ページの作り込まれた話は
繰り返し読めばそれだけ味が出るような、
準入選も納得のハイレベルな作品でした。

冒頭、なぜ主人公が「頬に触れようとして屈みこんだ」のか。
「心」が見える主人公が見た錬の姿。
鬼を倒した後、大粒の涙を流す錬に向かって「やっと泣き止んだな」。

作中、これらについて
「実はあの時のアレはこういう意味だったんだ」
と解説が挟まれることはないんですが、
だからこそそれの意味に自ら気付いたときに
話の中にグッと引きこまれます。

最後、主人公の墓を見せておいて・・・
というオチもいいですね。
初見だと気づかなくて2回目でようやくわかりました。






◆グッドルーザー球磨川 完結編

クマーの完結編も終わって、
これでようやっとめだかボックスも完結と相成りますかね。
今度こそ西尾・暁月両先生おつかれさまでした。

とこるでクマーのスキルって、
最終的にどうなったんでしたっけ?
安心院さんの残した遺産と合体させて、
時間制限付きの能力になった後、
不知火に改造されて今の虚数大嘘憑き、に?

最後まで西尾先生の言葉遊び全開の、
最後までいつも通りのクマー、じゃない、めだかボックスでした。
この球磨川というキャラクターは
めだかボックスという作品が生み出した最高の発明品じゃないかと思います。
近年のジャンプの悪役で印象に残ってる奴と言えば?
で思いつくのが
クマーか心亜か月島さんか、くらいには印象的。

クマーが記憶を消してたりすることとか、
安心院さんと敵対してた理由とか、
ちょいちょい未回収の伏線が回収されてましたね。

しかしまだ未回収の謎は残る。
クマーには喜界島さんの夫疑惑もあったけど結局わからずじまいでしたし。
ほか、行橋くんは結局男なのか女なのかとか、
めだかちゃんが月を爆った方法とか。






今回は「ずば抜けて面白い!」というものこそありませんでしたが、
どれもこれも平均的に面白くて
ハズレの少ない号だったかなーと、全体を総括しての感想でした。



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テーマ:週刊少年ジャンプ全般 - ジャンル:アニメ・コミック

| ジャンプ感想 | 23:46 | トラックバック:0コメント:2
コメント
No Woman No Cry>
尾田先生は、時代劇の大ファンですからね。
個人的には、主人公が藤虎さんと同様、盲目で居合いの達人という設定がお気に入りです。
なんとか、本誌で連載の方向で話を進めてほしいです。
手塚賞>どうも手塚賞は、いわゆる王道のバトル物はあまり
評価されない傾向にあるようですね。
余談ですが、「進撃の巨人」をジャンプに持ち込んだときに
評価をしなかったのは、ジャンプ編集部に作品を見る目がなかったからではなく、面白い面白くない以前に、ジャンプの作風に合わなかったからだと推察されます。
2013.08.24 Sat 14:15 | URL | 隆明
Re: タイトルなし
隆明さん
コメントありがとうございますm(_ _)m


> No Woman No Cry>
> 尾田先生は、時代劇の大ファンですからね。
> 個人的には、主人公が藤虎さんと同様、盲目で居合いの達人という設定がお気に入りです。
> なんとか、本誌で連載の方向で話を進めてほしいです。

連載化にはいろいろ設定などいじる必要ありそうですが
もし可能なら見てみたいですね。


> 手塚賞>どうも手塚賞は、いわゆる王道のバトル物はあまり
> 評価されない傾向にあるようですね。
> 余談ですが、「進撃の巨人」をジャンプに持ち込んだときに
> 評価をしなかったのは、ジャンプ編集部に作品を見る目がなかったからではなく、面白い面白くない以前に、ジャンプの作風に合わなかったからだと推察されます。

進撃の巨人の件は良く聞きますね。
私は読んだことないのでどんな漫画なのかわからんのですが、
今、別の雑誌で大人気になっているということは
結果的にはそちらの雑誌の風土が合っていたということかもしれないですね。

2013.08.31 Sat 08:57 | URL | psychobind
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