日本人に生まれながら漫画やゲームを楽しまないのはアメリカ人に生まれながらハリウッド映画を楽しまなかったりスペイン人に生まれながら闘牛を楽しまないのと同じだと思うブログ。

週刊少年ジャンプ2014年6・7合併号の感想と予想 | main | 週刊少年ジャンプ2014年4・5合併号の感想と予想
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少年ジャンプNEXT! 2014 WINTWERの感想
ジャンプがお休みのときに読みたいジャンプNEXT。

今年の締めくくりにいかがでしょう。







◆図書館救世主倶楽部

暁月先生のピン作品は、うなー以来ですか。

どうしてもめだかのあの濃さと比べられてしまうので
やりにくかったろうとは思います。

うなーのときのような、暁月先生の得意そうな「いかにもな中二設定」
を逆に利用して、
作品そのものが中二なのではなく
「中二設定が好きなキャラ」
を立たせることで話作りの基盤にしたり他作品との差別化にも成功していたかと。

例えて言うなら
「漫画家であることを利用して漫画家漫画を描いた大場つぐみ先生」
のような。

めだかと比べてパンチ不足感こそありましたけども
普通に良い作品だったかなと。






◆ドブの吸鬼

トレジャーで「恋に咲けミコト」が公開されておる小野先生。

画風はそのままに画力自体が全体的に向上しております。
特に決めゴマでの迫力ある絵面は素晴らしいですね。
ところどころ線が乱れるところもありますが。

吸血鬼、という題材においては仕方ないことでもありますが、
パワーアップ⇒逆転の流れの詳細が
読む前にだいたい予想・想像できてしまうのがちと残念でした。
話自体もままあるテンプレでしたしね。

故に驚きこそありませんでしたが、
しかしキャラの作りや前述の絵など、
読切としてよくまとまっていて二番手掲載も納得の出来だったと思いまいた。






◆超獣GIGA

今号での警察マンガその1。

そして吸血鬼被り。なぜ2作続けて並べたし編集部。

作品中に超獣という超常的存在がいる以上、
謎解き要素はメインではなく主人公のキャラ付け的意味合いとしての側面が強いのでしょう。
ネウロのような。

が、
本人が犯人にトドメをささいていたネウロとは違い、
この作品だと犯人を仕留めたのは本人ではない。

超音波装置を立案したのも主人公でしょうが、
相手がコウモリ怪人だというのが直前に明かされた情報なので
どっちかというと「唐突」な印象で「凄い」という感想が書き消されてしまい。

おびき出し作戦も、ヒロインやその上司に協力を要請すれば、
主人公の変身能力抜きでもできなくはないことだし。

つまり、あんまり主人公のことを凄いと感じられなかったんですわ。
高スペックなのは作中で何度も説明されているのに、
作中描写でそれがあんまり伝わってこない。

「頭脳」と「変身能力」の2つに特徴を割り振ってるからどっちつかずになるので、
もっと変身能力にスポット当てた話作りにした方がよいのではなかろうか。






◆カーボネーター

警察マンガ(ヒロインが)その2。

トレジャー佳作「地獄惑星」の村肝先生。
こちらもだいぶ絵が上達されました。
アクションシーンは当時からそれなりのものでしたが、
キャラの描き方、特に女性キャラが見違えるようです。
ていうかワンダ巡査エロい。

演出やセリフ選びに独特のセンスをお持ちで、
「ぶっ殺さねば」、
「テクテクテクテク」、
微妙なジョジョパロ、
ハッピーカンパニーのデザインとか。シリアスなギャグに近い何かを感じますね。
あとワンダ巡査がエロい。

特に回想とかで説明セリフが多いんですけども、
フキダシがだいたいトゲトゲでめっちゃハイテンションに見える上、
独特のセリフ回し。
一種のセリフ芸になっているので説明セリフの多さが気にならないどころか
むしろ武器にすらなっている印象です。
そしてワンダ巡査がエロい。

アクションシーンの迫力は相変わらず。
能力も悪魔とか妖怪とか超能力とかの
どっかで見たようなものとは一線を画していますし、
主人公が覚醒パワーアップするようなよく見る展開でもないですし、
ワンダ巡査がエロいですし、
あとは画力がもう少し安定してくれば言うことないですね。
今回一番面白かった作品です。






◆ロッカ

アシハラー仲間のヒラク先生。
今回は暁月先生以外に連載経験者の読切がなかったので、
空いたカラー枠を与えられたのでしょうかね。
編集部からの期待が窺えます。

して本編。

ロッカの正体が雪人形というのはすぐわかりましたが、
白骨死体や幽霊との関係まで読み切れなかったのでいい感じに裏切られました。

話の全体の流れが
状況説明 ⇒ 世界設定説明
だったので、若干、読み始めは混乱しました。
なんでウツブシはそもそも遭難しとんねんと。
まあ、先にシャーマンとかの話をしていたら
ロッカの正体がさらにわかりやすくなっていたでしょうけども。

それとカラーを描いたからなのか、ページ数が短かったような。
ロッカ消滅からけっこう唐突に話が収束してしまったので、
もっとページがあれば余韻とかを残す演出もできただろうになあ。
そこは残念。






◆憤怒明神アングリゴッ

作者紹介の「浮世絵の背景を描きながら」
ってのがまず面白かったですw

今回のギャグ作品はこれだけでしたが、
本誌でいうなら「明るい人」みたいに、
基本となる1ネタ(今回なら憤怒明神)のみでひっぱる作風が好きなので
この作品もすんなり楽しく読めました。

明神の妙な画力もアクセントになってていい感じ。






◆福袋とじ番外編

【ハイキュー!!】
背が低い人が自分でそのことをネタにするのはいいですが、
他人にいじられると憤怒明神のごとく怒りだします。
故に背が低い人をいじり対象にするのは避けた方が無難でしょう。
経験談。


【SOUL CATCHER(S)】
打樋先輩の怒りネタ、
御器谷先輩の不憫ネタ、
邑楽先輩の色恋ネタときて
最後に異次元のオチで締める神海ワールドw

オチとそれ以前の展開にいっさい繋がりがないのに面白いのがスゲェ。


【ニセコイのキューピッド焼野原塵】
コラボってこういうことかよw

自虐ともとれる画力ネタ連発はめっちゃ笑いましたw
あと絵柄だけじゃなくてキャラ自体もだいぶおざなりだろw

ぜひコミィ先生と合作したコラボ第二弾が見てみたいので
長谷川先生なんとかがんばって。


【アイアンナイト】
どう見ても全裸のオッサンが幼女の服を切り刻む事案が発生。

屋宜先生にしてはおとなしくまとめた感じです。
もっとこう、ポッキーショックみたいなノリでもいいのよ。


【ワールドトリガー】
3の口キャラで4コマはもはや別作品ですねw

ただのネタ漫画に留まらず、
部隊章の作り方がどうなっているのかを明らかにする
重要な?4コマでした。
・・・と、思うじゃん?

奈良坂が完全なたけのこジャンキーになっていたので、
これは三雲隊結成時には部隊章に橋がデザインされる可能性大。

もう一本の方は面白かったですけどきわめてどうでもいいw
レイジさんとかとっきー先輩もアレ出せるのかな。


【磯兵衛】
ある意味こっちもニセコイコラボ。

この、どんな作品と混ぜても形になる
ニセコイのオールマイティっぷりってかなりすごいことなのではと
最近思い始めたで候。






◆藍色警察

警察マンガその3。

超獣GIGAと、丸かぶりではないけれども
それなりに似た内容・設定で、
しかし画力と設定のぶっとび具合ではこちらが一段劣る、
しかもこっちのが掲載順が後、
という要素がいろいろ組み合わさって
インパクトを大方あっちに持っていかれた感があります。






◆ネジヤマさん

トレジャー佳作の「となりのサンタさん」でデビュー。

ちなみに作中に名前が出てくる「ショータくん」は
上記の佳作に出てくる少年のことですね。

コメディとしてのキャラ作りはデビュー作のときからきっちりできていましたので、
今回も安心の出来。掛け合いも面白い。
てかコメディと呼べそうな作品が今回コレしかないのは
ちょっと寂しいですね(憤怒明神はギャグ)。

コメディ部分については文句なしなのですが、
絵の描きこみ、
特にネジヤマさんがレーザーをチャージしているときに
効果線の書き込みが酷いことになって絵がよくわかんないことになるのが
惜しいポイントでした。






◆KNUCKLE

作中でもつっこまれていましたが、
禁断症状があまりにあり得ない強引な代物だったので、
それが出るたびに白けてしまいました。

作品のオチにまでそれを使っていた上、
肝心のボクシング部分はこれまでにあった格闘技読切と
さして差別化されていないモノだったので
作中のノリについていけないまま終わってしまったという感想。






◆Shangri-La~地球の終わり~

DEATH NOTEとエニグマを足して
画力を引き、強引さを掛け合わせたような作品でした。

冒頭の「シャングリラから出ちゃダメ」が
物語のオチにも関わる重要な発言だったというのはわかるんですが、
にしても普通そんな言い方せんだろうと。
今日初めて行った店の名前を言うのが不自然ですし、
「シャングリラから出ちゃダメ」じゃなくて
せいぜい「勝手に帰っちゃダメ」とかだろうさ。

だから上条は最初からルールを知っててあんなことを言ったんじゃないか、
とか深読みしてたらあっさり違うし、
というか確証ないのに人殺しの命令を下す黒岩が人格破綻者すぎるとか。

設定とオチはすごく面白かっただけに、
途中の話の転がし方が雑で非常に残念。






◆モンスターハウス

ラスボスが兵隊さんだったり、
ルルの正体を利用した武器の使用とか、
手塚賞出身なだけあって構成がとてもよく練られていたと思います。

が、
どうにもいまだに理解できんのが冒頭の流れで。
ヒーローになりたいというだけでモンスターハウスに送られるのが横暴すぎるとか、
公言したらそうなることをみんなが知っていたのになぜテオだけ知らなかったのかとか、
そもそもテオは国の事情について知らなさすぎだろとか。






◆騒霊鑑識

警察マンガその4。
今号はなぜこんなにも警察マンガが多いのか。

警察マンガ4作の中では、バトルもののカーボンを除けば、
最もミステリ要素に特化したコレが一番面白かったですな。

犯人はモロバレでトリック自体も大したものではない(読切だからしゃーない)ですが、
最後のどんでん返しオチは文句なしに良かったです。
作中にちゃんと伏線を仕込んでおきながら
最後まで気づかせないように描いているのは素晴らしい、
というか本筋のトリックよりこっちに力を割いたのではw





今回もなかなかに粒ぞろいでした。
カーボンとネジヤマさん、鑑識はぜひ本誌にいらっしゃって欲しい。

ジャンプの感想としては
これが本当に今年最後になります。
みなさま良いお年をノシ




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テーマ:週刊少年ジャンプ全般 - ジャンル:アニメ・コミック

| ジャンプ感想 | 21:46 | トラックバック:0コメント:4
コメント
図書館救世主倶楽部>「だが面白い」の決め台詞が、露伴
先生に対するリスペクトを感じました。
カーボネーター>なんでこの作品をトップバッターに持ってこなかったんだろう?・・・謎です。
新規開拓のハードルは上がり続けている中での(打ち合わせでもしているかのように既存の・・・という批評がでる)この出来は凄いです・・・
2013.12.28 Sat 22:43 | URL | 隆明
◆福袋とじ番外編
>【ハイキュー!!】
影山が地雷を踏んでしまった・・・。
身長は自分の意思ではどうにもなりませんから、
背が低いことを欠点として指摘されたら、怒りますよね。

>【SOUL CATCHER(S)】
色々と意味不明なのに、なぜか面白いという。

>【ニセコイのキューピッド焼野原塵】
ヒロインズのビジュアルが酷いことになってるw
特に、つぐみが悲惨なことに。全然可愛くねぇ・・・。

>【アイアンナイト】
本編とのギャップに笑ってしまう。
久々のメインヒロインの出番が、
全裸のオッサンに服を切り刻まれるシーンとは・・・。

>【ワールドトリガー】
部隊章はこうやってできるんですね。
三輪がS級に昇格すれば、奈良坂が隊長を引き継ぐでしょう。
「たけのこ部隊章」実現まであともう少しだ!

もう一本は、風間さんがひょうきんでした。
裏設定だと、ノリがいい性格なんでしょうか。

>【磯兵衛】
磯兵衛が手にしていたジャンプ。
浮世絵風の楽はまあいいとして、千棘が・・・。
狐が人間に化けようとして、失敗したみたいな感じに・・・。


>みなさま良いお年をノシ
psychobindさんも、よいお年をお迎え下さい。
2013.12.29 Sun 17:55 | URL | 秋あかね
Re: タイトルなし
隆明さん
コメントありがとうございますm(_ _)m


> 図書館救世主倶楽部>「だが面白い」の決め台詞が、露伴
> 先生に対するリスペクトを感じました。

暁月先生は同人作家出身ですから
ジャンプ作品についての知識も深いでしょうね。


> カーボネーター>なんでこの作品をトップバッターに持ってこなかったんだろう?・・・謎です。
> 新規開拓のハードルは上がり続けている中での(打ち合わせでもしているかのように既存の・・・という批評がでる)この出来は凄いです・・・

とんがった作品ですから、
新人一発目にもってくるのはためらわれたんでしょうか。

増刊での新人トップバッターはだいたいいつも
まとまりのいい安定した作品が選ばれている気がします。
2014.01.03 Fri 19:42 | URL | psychobind
Re: タイトルなし
秋あかねさん
コメントありがとうございますm(_ _)m


> ◆福袋とじ番外編
> >【ハイキュー!!】
> 影山が地雷を踏んでしまった・・・。
> 身長は自分の意思ではどうにもなりませんから、
> 背が低いことを欠点として指摘されたら、怒りますよね。

それでガリガリ君ですませるノヤっさんの度量の大きさよw


> >【SOUL CATCHER(S)】
> 色々と意味不明なのに、なぜか面白いという。

オチのインパクトがすべてを持っていきましたw


> >【ニセコイのキューピッド焼野原塵】
> ヒロインズのビジュアルが酷いことになってるw
> 特に、つぐみが悲惨なことに。全然可愛くねぇ・・・。

長谷川先生もそれを自覚しての
逆手に取ったギャグに仕立てたのは上手い戦法でしたねw


> >【アイアンナイト】
> 本編とのギャップに笑ってしまう。
> 久々のメインヒロインの出番が、
> 全裸のオッサンに服を切り刻まれるシーンとは・・・。

翼ちゃんてこんな顔だったなあ、と思いましたw


> >【ワールドトリガー】
> 部隊章はこうやってできるんですね。
> 三輪がS級に昇格すれば、奈良坂が隊長を引き継ぐでしょう。
> 「たけのこ部隊章」実現まであともう少しだ!
>
> もう一本は、風間さんがひょうきんでした。
> 裏設定だと、ノリがいい性格なんでしょうか。

奈良坂隊になったら部隊章は変更になるでしょうねw
「へび」から「たけのこ」に。

奈良坂がたけのこジャンキーになってたように
風間さんも番外4コマではキャラ変わってるんでしょうかねw
三輪隊長もメンタルよわめでしたし、いろいろキャラ崩壊w


> >【磯兵衛】
> 磯兵衛が手にしていたジャンプ。
> 浮世絵風の楽はまあいいとして、千棘が・・・。
> 狐が人間に化けようとして、失敗したみたいな感じに・・・。

小さい絵だからテキトーになったんでしょうかw



> >みなさま良いお年をノシ
> psychobindさんも、よいお年をお迎え下さい。

年あけてからの返事になってしまいましたが、
ありがとうございます( ´ ▽ ` )ノ
今年もよろしくおねがいます。


2014.01.03 Fri 19:55 | URL | psychobind
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